
NECプラットフォームズ株式会社は2025年10月23日、無線LANルーター「Aterm 3000D4AX」(PA-3000D4AX)を発表しました。価格はオープンで2025年11月20日に発売される予定です。
Aterm 3000D4AX | 製品一覧 | Aterm Station
3000D4AXは5GHz帯でWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)による最大2,402Mbps(2ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大574Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AX3000」クラスの製品です。NECプラットフォームズの同クラス製品としては2022年発売のWX3000HP2以来、およそ3年半ぶりの新モデルとなります。
有線インターフェースは1000BASE-T対応のWAN端子を1基、1000BASE-T対応のLAN端子を3基備え、2.5GBASE-T以上のマルチギガビットイーサネット対応端子やUSB端子は備わっていません。
付加機能としては複数台の3000D4AXを組み合わせてメッシュネットワークを構築し広い範囲をカバーできる「メッシュ中継機能」、異なるSSID間でのLAN内通信を遮断する「リモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)」、Android/iOS向けアプリからネットワークの状況を確認できる「Aterm ホームネットワークリンク」などが利用可能です。
筐体サイズはW46×H145×D145mm、重量は約0.3kg、最大消費電力は約12.5Wです。サイズと重量は2022年に発売されたエントリーモデルのWX1500HPと共通であり、WX3000HP2・WX3000HPに比べてコンパクトなものとなっているのが特徴と言えます。
通信事業者等が個人宅に設置した無線LANルーターの動作状況確認やファームウェア更新などの管理作業を一括で行える「NetMeister Home」にも対応予定とのことですが、対応時期等は明示されていません。