NECプラットフォームズ株式会社は2022年2月3日、無線LANルーター「Aterm WX1500HP」(PA-WX1500HP)を発表しました。価格はオープンで2022年2月1日に発売される予定です。
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WX1500HPは5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大1,201Mbps(2ストリーム/80MHz)、2.4GHz帯でIEEE 802.11n(Wi-Fi 4)による最大300Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するデュアルバンド「AX1800」クラスの製品で、MU-MIMOおよびビームフォーミングをサポートしています。最大通信速度ではAmazon.co.jp限定で販売されているAterm AX1800HP(WX1800HP)を下回り、NECプラットフォームズのWi-Fi 6製品ラインナップにおけるエントリーモデルと位置付けられます。
WAN端子は1基、LAN端子は3基でいずれも1000BASE-Tまでの対応です。USB端子は備わっていません。
NTT東西のフレッツ網におけるIPv4 over IPv6接続サービスは「transix」・「v6プラス」・「IPv6オプション」・「OCNバーチャルコネクト」(動的IPのみ)・「クロスパス」・「v6 コネクト」に対応しています。
同時に発表されたAterm WX5400HP・Aterm WX3000HP2と同じく、過去の機種でも利用可能なネットワーク分離機能が「リモートワークWi-Fi」の名称で用意され、今後のファームウェアアップデートで利用可能になる予定です。専用のネットワークに接続したクライアントはプライベート用のネットワークへ接続できず、更にクライアント間の通信もブロックすることで、テレワークやオンライン学習を利用する際のセキュリティを確保できるとされます。