【レビュー】TP-Link Archer C6 IEEE802.11ac対応無線LANルーター

TP-Linkの無線LANルーター「Archer C6」を入手したので仕様や機能を見てみたいと思います。

(本商品はティーピーリンクジャパン株式会社より提供を受けています)

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外観

外箱は写真のほかに特徴や仕様が記載された一般的なものです。

内容物はArcher C6本体、外部アンテナ4本(装着済み)、AC電源アダプタ、LANケーブル、セットアップガイド、修理とライセンスに関するリーフレットです。

ルーター天面とアンテナはフィルムで覆われています。天面のものは難なく剥がすことができましたが、アンテナのうち2本はピッチリとフィルムで覆われており、剥がすのに少し手間取りました。

フィルムを剥がした天面はパターンが入った加工で、手前側にLEDが配置されます。

近年の国内メーカーはアンテナを内蔵する傾向が強いものの、TP-Linkの無線LANルーターはメッシュ製品やポータブルモデルを除くほとんどの機種が外部に飛び出すアンテナを採用しています。

端子・ボタン類

Archer C6はWAN端子を1基、LAN端子を4基備え、いずれも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応しています。

背面にはWAN・LAN端子のほか、電源入力端子・電源ボタン・リセットボタン・WPSボタン(Wi-Fiオン/オフボタン兼用)が配置されています。

実売4,000円前後の普及モデルということもあってかUSB端子は備わっていません。

初期設定

かんたん設定ガイドではスマートフォン用アプリ「Tether」を使った方法が先に紹介されていますが、今回はLAN端子に接続したPCのブラウザから設定を行いました。

ブラウザから「http://tplinkwifi.net」にアクセスすると設定ウィザードが開き、今後設定画面を開く際に使用するパスワードの設定を求められます。

タイムゾーンをUTC+9に設定した後はWAN側の接続方法を選ぶことになります。今回は環境の関係で静的IPを選択しましたが、動的IP(DHCP)による自動割り当てや、PPPoE接続も利用可能です。

ワイヤレス設定では2.4GHz帯・5GHz帯双方のSSIDと暗号化キーが表示されます。この段階で初期値から変更することも、初期設定完了後に変更することも可能です。

通信品質

2階建て家屋の2階にある部屋に設置した後、屋内での通信品質を確認してみました。

以前利用していた他社製品(2.4GHz帯・5GHz帯対応モデル)に比べると、他社製品が2.4GHz帯でカバーしきれていなかったエリアの一部をカバーできるようになった感があります。

子機によって多少の差は見られますが、これまでルーターとのリンクは維持されるものの通信が安定しなかった部屋でも、スループットこそ限られるとはいえ比較的安定した通信が可能になりました。

5GHz帯の通信速度や安定度合いはあまり変わりませんが、少なくとも通信が途切れたりリンクが切断されるといった現象は見られません。

WAN・LANのリンクも1000BASE-Tで安定しています。

機能

今回はひかり電話ルーターの下にブリッジモードで配置したため確認できていませんが、Archer C6はこの価格帯の無線LANルーターとしては珍しいPPTP/OpenVPNサーバー対応機種です。

安価にVPN環境を構築したい場合は選択肢の一つになるかと思います。

また、ビームフォーミング(TxBF:送信ビームフォーミング)およびMU-MIMOに対応しているものの初期状態では無効となっているようで、利用する際は設定から有効にする必要があります。

総評

より高価なモデルとは異なり、飛び抜けてスループットが高い製品でも多機能な製品でもありませんが、したいことの殆どをそつなくこなせるという印象です。

IEEE 802.11nまで対応のルーターを使用しているような場合には置き換えの有力な候補として挙げられるのではないでしょうか。