TP-Link、10GbE対応のWi-Fi 7ルーター「Archer BE900」と「Deco BE85」を国内市場に投入

ティーピーリンクジャパン株式会社は2023年3月9日、無線LANルーター「Archer BE900」およびメッシュネットワーク製品「Deco BE85」を2023年夏頃に日本国内で発売することを発表しました。予定されている想定販売価格はArcher BE900が89,800円、Deco BE85が79,800円(1ユニット)もしくは148,800円(2ユニットパック・価格はいずれも税込)です。

《“日本初” Wi-Fi 7モデル》クアッドバンドWi-Fi 7ルーター「Archer BE900」& トライバンドメッシュWi-Fi 7システム「Deco BE85」 2023年 夏 発売予定

Archer BE900 | BE24000 クアッドバンドWi-Fi 7ルーター | TP-Link 日本

Deco BE85 | BE22000 トライバンドメッシュWi-Fi 7ルーター | TP-Link 日本

スポンサーリンク

Archer BE900は6GHz帯でIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)による最大11,520Mbps(4ストリーム/320MHz)、5GHz帯1・5GHz帯2でそれぞれ最大5,760Mbps(4ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大1,376Mbps(4ストリーム/40MHz)の通信に対応するクアッドバンド「BE24000」クラスの製品です。

WAN/LANを切替可能な10GBASE-T対応端子を1基、排他仕様(コンボポート)の10GBASE-T対応端子とSFP+スロットを1基備える他、2.5GBASE-T対応のLAN端子が4基、1000BASE-T対応LAN端子が1基備わっています。NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスはv6プラス・OCNバーチャルコネクトおよびDS-Lite方式に対応するとのことですが、DS-Lite方式の対応サービス名は明示されていません。

従来のTP-Link製ハイエンド機は多数の外部アンテナが外見上の特徴となっていたのに対し、Archer BE900を含むWi-Fi 7世代の製品では外部アンテナが廃され、タワー状の筐体内部にアンテナが内蔵される形式となりました。筐体前面にはドットパターンで天気・時刻などを表示できる「LEDスクリーン」、タッチ操作により状態確認や一部機能の切り替えを行えるディスプレイが備わっています。

なお、Archer BE900は2023年3月より他の地域に先駆けてアメリカ合衆国において販売が開始される予定で、価格は699.99USDです。

TP-Link Archer BE900 BE24000 Quad-Band Wi-Fi 7 Router Black Archer BE900 - Best Buy


Deco BE85は6GHz帯でIEEE 802.11beによる最大11,520Mbps、5GHz帯で最大8,640Mbps、2.4GHz帯で最大1,376Mbpsの通信に対応するトライバンド「BE22000」クラスの製品です。

Deco BE85は320MHz幅(6GHz帯)もしくは240MHz幅(5GHz帯)、Archer BE900は320MHz幅の帯域に対応するものの、日本国内における6GHz帯小電力データ通信システム(証明規則第2条第79号第80号)の制度には160MHz幅を超える占有周波数帯幅の規定が2023年3月時点で存在しません。このため、少なくとも日本での発売時点では所定の性能を完全に発揮できないことが考えられます。

WAN/LANを自動で識別する10GBASE-T対応端子を1基、排他仕様(コンボポート)の10GBASE-T対応端子とSFP+スロットを1基、2.5GBASE-T対応端子を2基備え、メッシュネットワークを構築する際に10GbEもしくは2.5GbEによる有線バックホール接続が可能となります。

6GHz帯を追加したクアッドバンド「BE33000」構成の上位モデルである「Deco BE95」が存在しますが、こちらの国内販売に関するアナウンスはありません。