eo光に10ギガ・5ギガコースが登場、10GbE/11ax対応ルーターの提供も開始

株式会社ケイ・オプティコムは2月27日、「eo光ネット 10ギガコース」「eo光ネット 5ギガコース」の提供を一部エリアで開始することを発表しました。

4月1日からの提供に先立ち、3月1日より先行受付が開始される予定です。

関西初!「eo光ネット」上り/下り最大10Gbps 超高速10ギガコース開始!!|プレスリリース|ケイ・オプティコム

※2019/04/01追記:サービス開始に伴い10ギガ対応eo光多機能ルーター(eo-RT150)の詳細が公開されています。

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コース毎に戸建向けの「ホームタイプ」と集合住宅向けの「メゾンタイプ」が用意され、4月1日から大阪府(大阪市の一部を除く)・京都府(京都市の一部を除く)・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県・福井県の一部でサービスを開始し、2019年度中に各府県でエリアを拡大する予定とされています。
詳細な提供予定エリアはプレスリリースの別紙に掲載されています。

料金は「10ギガコース」が月額6,432円、「5ギガコース」が月額5,914円で、契約内容に応じて

  • 「即割」:2年間の利用継続を条件に2年間月額から95円引き
  • 「高速割」:「10ギガコース」「5ギガコース」で2年間の利用継続を条件に2年間月額から400円引き
  • eo暮らしスタート割」:キャンペーン期間中の申込で1年間月額から2,000円引き

の各種割引が適用されます。

また、3月1日から31日までの間に「10ギガコース」「5ギガコース」を申し込むことで、9月30日までのサービス開通後に5,000円分の商品券を獲得できます。


「10ギガコース」「5ギガコース」の提供開始に合わせ、従来のeo-RT100とは異なる「10ギガ/5ギガコース対応eo光多機能ルーター」が提供される予定です。

無線機能を利用する場合は月額95円の無線ルーター機能利用料が発生しますが、3月31日までの申込で最大12ヶ月間無料となります。

無線側はIEEE 802.11ac・a/b/g/nに加え、IEEE 802.11ax(Draft)による最大2.4Gbpsの通信に対応します。

有線側は

  • WAN端子(ONU接続用)1基:10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX対応
  • LAN端子 1基:10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX対応
  • LAN端子 3基:1000BASE-T/100BASE-TX対応

という構成で、この他にモジュラージャック(RJ-11)を2基備えます。

eo光で提供される既存のルーターを利用している場合、コース変更の申込後に交換となるようです。

eo光ベーシックルーター、eo光無線ルーター、eo光多機能ルーター(eo-RT100)をご利用の場合
申し訳ございませんが、10ギガ/5ギガに対応しておりません。
コース変更をお申し込みいただいた後に、10ギガ/5ギガコースに対応しているレンタルルーターをお送りいたします。

https://support.eonet.jp/connect/net/10g/environment.html

現時点で新eo光多機能ルーターの詳細な仕様や型番、メーカーなどは公開されていませんが、旧eo光多機能ルーター(eo-RT100)の製造を担当したNECプラットフォームズの未発表製品として、「eo-RT150(N)」が2018年12月に工事設計認証を通過しています。

登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報 003-180255(2.4GHz帯)

登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報 003-180255(5GHz帯 W52/W53)

登録証明機関による工事設計認証に関する詳細情報 003-180255(5GHz帯 W56)

型番がeo-RT100と同様のルールに基づいていると見られ、新eo光多機能ルーターの構成もNECプラットフォームズが「auひかり」向けに提供しているAterm BL1000HWに似通っていることから、eo-RT150が「10ギガコース」「5ギガコース」で提供されるルーターではないかと思われます。

※2019/04/01追記:サービス開始に伴い「10ギガ対応eo光多機能ルーター」が「eo-RT150」であることが確定しました。

なお、eo-RT150(N)とほぼ同じタイミングで、こちらもNECプラットフォームズ製の「PA-WH842X」が工事設計認証を通過しています。