株式会社バッファローは2024年6月12日、無線LANルーター「WXR9300BE6P」を2024年9月以降に発売することを公表しました。
最新規格「Wi-Fi 7」に対応するトライバンドWi-Fiルーターミドルレンジモデル「WXR9300BE6P」を2024年9月発売 | バッファロー
WXR9300BE6Pは6GHz帯でIEEE 802.11be(Wi-Fi 7)による最大5,764Mbps(2ストリーム/320MHz)、5GHz帯で最大2,882Mbps(2ストリーム/160MHz)、2.4GHz帯で最大688Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「BE9300」クラスの製品です。
WAN端子(INTERNETポート)のみ10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-Tに対応することが明示されているものの、LAN端子が2.5GBASE-Tに対応するか1000BASE-Tなのかは定かではありません。
Wi-Fi EasyMeshによるメッシュネットワーク構築に対応し、セキュリティ機能として「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」を搭載する点は従来モデルと共通です。公開されている筐体画像はシルエットに近いものですが、2本のアンテナが側部に取り付けられていることからWXR-5700AX7シリーズ相当のデザインであると思われます。
「BE9300」クラスのWi-Fi 7ルーターはアイ・オー・データ機器がWN-7T94XR、エレコムがWRC-BE94XS-B、TP-LinkがArcher BE550を投入しています。いずれも周波数帯あたりの空間ストリーム数を2としたトライバンド機における最小構成とも言える仕様であり、ミドルレンジのWi-Fi 7ルーターはこのクラスが占めていくことが見込まれます。