MSI、2.5GbE対応Wi-Fi 6ルーター「RadiX AX6600」を国内で発売

エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は2023年2月9日、無線LANルーター「RadiX AX6600」(GRAX66)を発表しました。Amazon.co.jpおよびMSI公式オンラインショップで予約注文の受付が開始されており、価格は47,800円(税込)で2023年2月17日に発売される予定です。

【予約商品】RadiX AX6600 Wi-Fi 6 トライバンドゲーミングルーター(2月17日発売予定) | ルーター | MSI ストア

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RadiX AX6600は5GHz帯1でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大4,804Mbps(4ストリーム/160MHz)、5GHz帯2で最大1,201Mbps(2ストリーム/80MHz)、2.4GHz帯で最大574Mbps(2ストリーム/40MHz)の通信に対応するトライバンド「AX6600」クラスの製品です。MSIからは6GHz帯を利用可能なWi-Fi 6Eルーターの「RadiX AXE6600」も発表済みですが、今回発売されるRadiX AX6600はWi-Fi 6Eに対応していません。

本体背面に備わる2基のWAN/LAN兼用端子と3基のLAN端子の内、WAN/LAN兼用端子1基は2.5GBASE-T対応、その他の端子は1000BASE-T対応です。NECプラットフォームズ Aterm WX3600HPやASUS RT-AX86U/RT-AX86U Pro同様、WAN側もしくはLAN側のどちらかに限り2.5GbE対応機器を接続することができます。この他に1基のUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子を備えています。

ルーターでは世界初とされるヒートパイプを用いた冷却機構による効率的な放熱を謳う他、同時に発表されたUSB接続のWi-Fi 6子機「GUAX18」などMSI製品との通信を優先的に処理する「MSI First」、AIベースのQoS機能などが利用できるようです。Wi-Fi EasyMeshないし独自実装によるメッシュネットワーク構築には対応せず、NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスへの対応も確認できません。