NETGEARのWi-Fi 6ルーター「RAX200」・「RAX80」がアップデートでtransix/v6プラスに対応

ネットギアジャパン合同会社は2022年8月1日、無線LANルーター「Nighthawk Tri-Band AX12 RAX200」(RAX200-100JPS)および「Nighthawk AX8 RAX80」(RAX80-100JPS)がインターネットマルチフィード(MFEED)の「transix」および日本ネットワークイネイブラー(JPNE)の「v6プラス」に対応したことを発表しました。対応ファームウェアは既に配信されています。

待望のアップデート!Nighthawk WiFi 6ルーター「RAX200」と「RAX80」がファームウェアアップデートで、IPv4 over IPv6サービスに対応。

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RAX200は2019年に発売されたトライバンド「AX11000」クラスのIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)+2.5GBASE-T対応ルーター、RAX80は同じく2019年に発売されたデュアルバンド「AX6000」クラスのIEEE 802.11ax対応ルーターです。

NTT東西のフレッツ網におけるIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスにはいずれも非対応でしたが、2022年7月に配信が開始されたファームウェア v1.0.10.140でtransixおよびv6プラスへの対応が行われました。また、RAX80と同様のハードウェアで構成される国内未発売モデルのRAX75にも対応ファームウェアが配信されています。

RAX200 Firmware Version 1.0.10.140 | Answer | NETGEAR Support

RAX80 Firmware Version 1.0.10.140 | Answer | NETGEAR Support

RAX75 Firmware Version 1.0.10.140 | Answer | NETGEAR Support

なお、ファームウェアのリリースノートにはMAP-EおよびDS-Liteの表記がありますが、これらのプロトコルを用いる他のサービス(IPv6オプション・OCNバーチャルコネクト・クロスパス・v6 コネクト)への正式な対応は行われていません。

2021年9月にRAX70-100JPS・RAX10-100JPSがtransixおよびv6プラスに対応した際のリリースではOrbiシリーズでもIPv6 IPoE/IPv4 over IPv6接続サービスへの対応予定があるとされていましたが、1年弱が経過した2022年8月現在までOrbiシリーズにおけるIPv4 over IPv6接続サービスへの対応は未実施です。