TP-Link、デュアル10GbEのWi-Fi 6Eルーターや5G対応メッシュルーターなど複数の製品を発表

TP-Linkは1月11日からオンラインで開催されているCES 2021に合わせ、複数の新製品を発表しました。

CES 2021 all-digital | TP-Link

無線LANルーター・中継機
メッシュネットワーク製品

無線LANルーター・中継機

Archer AX206

Archer AX206 | AX11000 Tri-Band 10G WiFi 6E Router | TP-Link

6GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6E)による最大4,804Mbps、5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大4,804Mbps、2.4GHz帯でIEEE 802.11axによる最大1,148Mbpsの通信に対応する「AX11000」クラスの製品で、MU-MIMOおよびビームフォーミングをサポートします。

TP-Linkの無線LANルーターとして初めて10GbEに対応しており、10GBASE-T対応端子・SFP+スロット・2.5GBASE-T対応端子を各1基（いずれもWAN/LAN兼用）、1000BASE-T対応のLAN端子を4基、USB 3.0 Type-C端子・USB 3.0 Standard-A端子を各1基備えています。

無線LANの暗号化方式はWPA3-Personal・WPA2-Personal/Enterprise・WPA-Personal/Enterpriseに対応しています。

Archer AX96

Archer AX96 | AX7800 Tri-Band Gigabit WiFi 6E Router | TP-Link

6GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6E)による最大2,402Mbps（2ストリーム/160MHz）、5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大4,804Mbps（4ストリーム/160MHz）、2.4GHz帯で同574Mbps（2ストリーム/40MHz）の通信に対応する「AX7800」クラスの製品で、MU-MIMOおよびビームフォーミングをサポートします。

筐体デザインは2020年に発表された「Archer AX90」に類似しており、クラスが「AX6600」から変更されています。

1基の2.5GBASE-T対応端子（WAN/LAN兼用）と4基の1000BASE-T対応端子（うち1基はWAN/LAN兼用）、各1基のUSB 3.0 Standard-A・USB 2.0 Standard-A端子を備えています。

RE705X・RE700X

RE705X | AX3000 Mesh WiFi 6 Extender | TP-Link
RE700X | AX3000 Mesh WiFi 6 Extender | TP-Link

RE705Xは2019年に発表された製品と同名ですが、クラスが「AX1800」から「AX3000」に変更されています。

サイト上の表記に不明瞭な点が見られるものの、RE705XはRE605X・RE505Xと同一デザインの外部アンテナ、RE700Xは内蔵アンテナを採用するようです。

メッシュネットワーク製品

Deco X96

Deco X96 | AX7800 Whole Home Mesh WiFi 6E System | TP-Link

2020年の発表時から6GHz帯の速度が変更されており、6GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6E)による最大2,402Mbps（2ストリーム/160MHz）、5GHz帯でIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)による最大4,804Mbps（4ストリーム/160MHz）、2.4GHz帯で同574Mbps（2ストリーム/40MHz）の通信に対応する「AX7800」クラスとなりました。

Deco X76 Plus

Deco X76 Plus | AX5400 Smart Home Mesh WiFi 6E System | TP-Link

こちらは今回初めて発表されるモデルで、6GHz帯でIEEE 802.11axによる最大2,402Mbps（4ストリーム/80MHz?）、5GHz帯でIEEE 802.11axによる最大2,402Mbps（2ストリーム/160MHz）、2.4GHz帯で同574Mbps（2ストリーム/40MHz）の通信に対応する「AX5400」クラスの製品です。

DecoシリーズではDeco M9 Plus以来となる"スマートハブ"モデルで、ZigBee HA 1.2に対応し各種IoT機器の接続が可能となっています。