ヤマハ株式会社は2022年8月30日、VPN対応有線ルーター「RTX1300」を発表しました。希望小売価格は217,800円(税込)で2022年9月下旬に発売される予定です。
RTXシリーズで好評な機能を継承・強化し、新たに10ギガビットにも対応 ヤマハ 10ギガアクセスVPNルーター『RTX1300』 - ニュースリリース - ヤマハ株式会社
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RTX1300はヤマハ製ルーターとして初めて10GbEに対応し、10GBASE-T(または5GBASE-T/2.5GBASE-T)とSFP+スロットの排他仕様となるコンボポートを2基、RTX1220と同様の1000BASE-T対応ポートを8基備えています。これにより一方の10GbE端子を最大10Gbpsクラスの回線への接続に、他方を10GbE対応スイッチへの接続などに使用できます。
また、ポートの割当を自由に変更できる「フレキシブルLAN/WANポート」により、10G回線と1G回線の多重化、複数の1Gインターフェイスをリンクアグリゲーションで束ねたマルチギガビット接続などの運用も可能になっています。
その他の主な仕様は以下の通りです。
- LAN端子:2+8基
- 10GBASE-T/SFP+コンボポート:2基(LAN2/LAN3)
- 1000BASE-Tポート:8基(LAN1 スイッチングハブ)
- USB端子:1基(USB 2.0 Standard-A)
- コンソール端子:2基(RJ-45 / USB Mini-B)
- microSDカードスロット:1基
- Flash ROM:64MB
- RAM:1GB
- スループット:最大9.9Gbps
- IPsecスループット:最大2.5Gbps
- NATセッション数:250,000
- VPN対地数:最大100(IPsec・L2TP/IPsec)・最大9(L2TPv3)・最大4(PPTP)
- 後日発売予定のオプションライセンスによりIPsec・L2TP/IPsecは最大1,100対地、L2TPv3は最大29対地まで拡張可
- 最大消費電力:25.9W
- 筐体外寸:W220×H42×D294mm
- 筐体重量:約1.9kg