NTTの新型HGW「PR-600」「RX-600」シリーズが正式公開

※2020/03/16追記:2020年3月、同年4月開始の「フレッツ 光クロス」に対応する「フレッツ 光クロス対応レンタルルータ(XG-100NE)」が公開されています。


NTT東日本のサポート情報に、ひかり電話対応ホームゲートウェイ「PR-600KI」「PR-600MI」「RX-600KI」「RX-600MI」が掲載されています。

ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ (PR-600KI)
ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ (PR-600MI)
ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ (RX-600KI)
ホームゲートウェイ/ひかり電話ルータ (RX-600MI)

※2019/07/30追記:2019年7月よりNTT西日本のサポート情報にも掲載されています。
本記事は2019年5月時点での内容となります。

ひかり電話対応機器(PR-600KI) - NTT西日本 サポート情報
ひかり電話対応機器(PR-600MI) - NTT西日本 サポート情報
ひかり電話対応機器(RX-600KI) - NTT西日本 サポート情報
ひかり電話対応機器(RX-600MI) - NTT西日本 サポート情報

※2020/02/13追記:PR-600/RX-600シリーズは2020年2月以降、インターネットマルチフィード・朝日ネットが提供するDS-Lite方式のIPv4 over IPv6接続に対応しています。

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3月よりWi-Fi Allianceや総務省のウェブサイトで認証情報が公開されていましたが、今回はNTT東日本のウェブサイトにおける正式な公開となります。

PR-600シリーズは従来のPR-500シリーズと同じONU一体型であるのに対し、ONU一体型でないRX-600シリーズはWANポートと小型ONU用のSFP+スロット(LINEポート)を備えており、RT-500シリーズとRS-500シリーズを一体化したような構成となっています。

LANポート(4基/RJ-45/1000BASE-T)・電話機ポート(2基/RJ-11)・USBポート(2基/2.0 Standard-A)・Express Cardスロット(1基/無線LANカード専用)はいずれも500シリーズと変わりません。

これまでのひかり電話ルーターと同じく無線LANの利用にあたってはSC-40NE「2」が必要で、本体が対応する5GHz帯の通信規格もPR/RT-500シリーズと同じIEEE 802.11ac/a/nですが、アンテナが1基追加されておりIEEE 802.11ac利用時の通信速度が最大1,733Mbps、IEEE 802.11n利用時の通信速度が最大600Mbpsに向上しています。
(500シリーズは最大1,300Mbps/450Mbps)

PR-600
シリーズ
RX-600
シリーズ
PR-500
シリーズ
RT-500
シリーズ
RS-500
シリーズ
WAN接続ONU一体型・1000BASE-T端子
・小型ONU用

SFP+スロット
ONU一体型1000BASE-T端子小型ONU用
SFP+スロット
LAN端子4基
(1000BASE-T)
同左同左同左同左
カードスロット
(無線LANカード用)
-
無線LAN
対応規格
(5GHz帯)
IEEE 802.11
ac/a/n
同左同左同左同左
無線LAN
通信速度
(11ac)
最大1,733Mbps最大1,733Mbps最大1,300Mbps同左同左
無線LAN
通信速度
(11n/5GHz帯)
最大600Mbps最大600Mbps最大450Mbps同左同左
空間ストリーム数
(5GHz帯)
4T x 4R4T x 4R3T x 3R同左同左

2.4GHz帯はSC-40NE「2」が引き続き用いられるため、PR/RT-500シリーズから対応規格(IEEE 802.11b/g/n)・通信速度(最大300Mbps)ともに変更されておらず、暗号化方式もWPA2-PSK(AES)までの対応でWPA3は含まれていません。