プラネックス、初の8ポート10GBASE-Tスイッチ「FXXG-0008IM」を発売

プラネックスコミュニケーションズ株式会社は2025年9月16日、ネットワークスイッチ「FXXG-0008IM」を発表しました。価格はオープンで2025年9月中旬より販売が開始される予定です。Amazon.co.jpでは46,800円(税込・2025/09/16現在)・2025年9月19日発売予定で予約注文受付が行われています。

8ポート 10GbE アンマネージドスイッチ|FXXG-0008IM

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FXXG-0008IMは8基の10GBASE-T対応RJ-45端子を備えるL2アンマネージドスイッチです。プラネックスは2.5GBASE-Tや1000BASE-Tに対応するスイッチを複数発売していますが、10GBASE-T対応のスイッチはFXXG-0008IMが初となります。

10GBASE-T以外の規格が利用可能な10GbEスイッチとしては、XFPスロットを8基備えるマネージドスイッチ「SF-0008XG」が2006年に発売されています。

アンマネージドモデルのためユーザーが設定する要素は存在せず、プラグアンドプレイで利用可能です。LDF(Loop Detection Frame)を用いるループ検知・防止機能は常時有効となっており、アライドテレシス AT-XS910/8やバッファロー LXW-10G8など一部の他社製品に見られる機能切替用スイッチは設けられていません。

スイッチング容量は160Gbps、MACアドレステーブル登録数は最大16,000件、ジャンボフレームは最大12KBです。

多くの他社製10GBASE-Tスイッチ同様、金属製筐体からの放熱に加えて本体右側面に内蔵されたファンで送風を行うアクティブ冷却仕様で、最大消費電力はバッファロー LXW-10G8(40W)と概ね同等の39Wとされています。ハードウェア構成は公開されていませんが、メインのチップセットに単一ポート用の10GBASE-T PHYを複数接続し、それぞれに個別のヒートシンクが装着されている様子が筐体内部の画像から見て取れます。

筐体サイズはW265×D183×H44mm、重量は約1.73kgで、電源ケーブルとゴム足に加えて19インチラックへの装着を可能にするラックマウントキットが付属しています。