Ciscoから3モデルのWi-Fi 7 APが登場、最上位の「CW9178」は16ストリーム構成

Ciscoは2024年11月12日、無線LANアクセスポイント「Cisco Wireless 9178」(CW9178)・「Cisco Wireless 9176I」(CW9176I)・「Cisco Wireless 9176D1」(CW9176D1)を発表しました。

Cisco Introduces Intelligent, Secure and Assured Wi-Fi 7 to Transform Employee and Customer Experiences

CW9178 Datasheet - Cisco Meraki Documentation

CW9176I / CW9176D1 Datasheet - Cisco Meraki Documentation

スポンサーリンク

CW9178は6GHz帯でWi-Fi 7(IEEE 802.11be)による最大11,520Mbps(4ストリーム/320MHz)、5GHz帯1および5GHz帯2でそれぞれ最大5,700Mbps(4ストリーム/320MHz)、2.4GHz帯で最大688Mbps(4ストリーム/20MHz)の通信が可能な16ストリーム構成を採り、全周波数帯をクライアントとの接続に用いるQuad-radio modeでの合計スループットは24Gbpsに達します。なお、デフォルトは6GHz/5GHz/2.4GHz帯の3系統をクライアント向けに用いるTri-radio modeです。

外部接続端子は2基の10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T対応端子が搭載されています。旧モデルのCW9166Iに存在したDC電源端子は省かれており、動作にはPoE++(IEEE 802.3bt)対応インジェクタやスイッチからの給電が必須となります。

GNSS・Bluetooth用を含むすべてのアンテナを内蔵した筐体の外寸は250×250×51mm、重量は1.87Kgです。


CW9176IおよびCW9176D1は6GHz帯でWi-Fi 7による最大11,520Mbps(4ストリーム/320MHz)、5GHz帯で最大5,700Mbps(4ストリーム/320MHz)、2.4GHz帯で最大688Mbps(4ストリーム/20MHz)の通信を行える12ストリーム構成です。

CW9178と同じく10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-Tに対応するものの、端子数は1基となっています。