2021年12月現在、国内外の各地域で販売されている(または販売予定の)スマートフォンにおけるIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6 / Wi-Fi 6E)の対応状況です。
*注意事項*
本記事には国内で販売されていない/販売予定がない製品、国内版と仕様が異なる製品を含みます。
国内で販売されている製品については「国内スマートフォンのWi-Fi 6対応状況」をご覧下さい。
一覧表
Apple
2019年発売のiPhone 11シリーズでIEEE 802.11axへの対応を開始しており、2020年3月に発表されたiPad Pro 12.9インチ (第4世代)・11インチ (第2世代)、2021年に発売されたiPad mini (第6世代)も対応しています。
2020年に発売されたiPhone SE (第2世代)は4万円台と比較的安価ながらA13 Bionicを搭載しIEEE 802.11axに対応したモデルとなっています。
OPPO
2020年に投入された「Find X2」シリーズ以降、フォルダブルの「Find N」などFindシリーズ・Renoシリーズの大半がWi-Fi 6をサポートしており、Find NやFind X3 Proなどの上位機種は160MHz幅での通信に対応しています。
Samsung
他のAndroid端末メーカーに先駆けて2019年発売のGalaxy S10シリーズからIEEE 802.11axへの対応を開始しており、国内で販売されている製品ではGalaxy S20シリーズ・Galaxy S21シリーズ、Galaxy Z Fold・Z Flipシリーズが対応しています。
SHARP
IEEE 802.11ax対応スマートフォン「AQUOS R5G」がNTTドコモ・au・ソフトバンクから発売された他、IEEE 802.11axに対応し2.5GBASE-T端子を備える「5Gモバイルルーター」がドコモから「SH-52A」、auから「Speed Wi-Fi 5G X01」として発売されています。
SONY
「Xperia PRO-I」・「Xperia PRO」・「Xperia 5 III」など上位モデルがWi-Fi 6に対応していますが、「Xperia 10 III」などミドルレンジ以下のモデルはWi-Fi 6をサポートせず、IEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)までの対応に留まっています。