Wi-Fi EasyMesh対応のルーター・中継機一覧(2022年4月)

まとめ

異なるメーカーの製品が混在していても対応機器間でメッシュネットワークを構築できる「Wi-Fi EasyMesh」対応の無線LANルーター・中継機の一覧、および対応状況の概略です。主として日本国内向けの製品を取り上げます。

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バッファロー

2021年6月に販売終了製品を含むIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)対応ルーター・中継機でWi-Fi EasyMeshのサポートを行うことが発表され、2022年4月時点では過去に発売されたすべてのWi-Fi 6ルーター・中継機で対応が完了しています。

カテゴリ製品名対応時期Certification ID
ルーターWSR-1800AX4シリーズ(終売)2021年6月
ファームウェア Ver.1.02~
WFA97581
ルーターWSR-1800AX4Sシリーズ2021年6月
ファームウェア Ver.1.02~
WFA97581
ルーターWSR-3200AX4Sシリーズ2021年7月
ファームウェア Ver.1.20~
WFA100497
ルーターWSR-5400AX6シリーズ(終売)2021年9月
ファームウェア Ver.1.02~
WFA97540
ルーターWSR-5400AX6Sシリーズ2021年9月
ファームウェア Ver.1.02~
WFA97540
ルーターWXR-5700AX7Sシリーズ2021年9月
ファームウェア Ver.1.20~
WFA99794
ルーターWXR-5950AX12シリーズ(終売)2021年11月
ファームウェア Ver.3.30~
-
ルーターWXR-6000AX12Sシリーズ2021年11月
ファームウェア Ver.3.30~
-
ルーターWSR-1500AX2Sシリーズ2021年12月
ファームウェア Ver.1.01~
WFA112418
中継機WEX-1800AX4シリーズ2021年6月
ファームウェア Ver.1.10~
WFA103780
中継機WEX-1800AX4EAシリーズ2021年6月
ファームウェア Ver.1.10~
WFA103780

無線LANルーターはメッシュネットワークの中心となる「コントローラ」(ネットワーク内に1台)、メッシュネットワークを拡張する「エージェント」(バッファロー製品ではネットワーク内に4台まで)の両方で使用可能ですが、中継機はエージェントとしてのみ使用できます。既存の(Wi-Fi EasyMeshに対応しない)無線LANルーターと中継機を組み合わせる場合と同じく、中継機のみでメッシュネットワークを構築することはできません。

2018年から販売されている「AirStation connect」シリーズのルーター・中継機は独自方式で接続されるため、Wi-Fi EasyMesh対応機器と組み合わせてメッシュネットワークを構築することはできません。

NECプラットフォームズ

2022年4月現在、Amazon.co.jp限定で販売されているAX1800HP(AM-AX1800HP)のみがWi-Fi EasyMeshおよびメーカー独自方式でのメッシュネットワーク構築に対応しています。Certification IDはWFA109814でWi-Fi EasyMesh R1への対応が確認できます。

また、同等仕様の法人向け製品であるAterm Biz SH621A1、通信事業者を介してエンドユーザー向け宅内機器として提供されるAterm GX621A1も同様にWi-Fi EasyMeshとメーカー独自方式の両方をサポートしており、エネルギア・コミュニケーションズの「メガ・エッグ」では複数台のGX621A1をレンタル可能です。
メッシュネットワークを構築する|SH621A1 ユーザーズマニュアル
メッシュネットワークを構築する|Aterm®GX621A1 ユーザーズマニュアル

Linksys

国内で発売されたIEEE 802.11ax対応ルーターの内、2022年4月時点ではE9450が発売時点でWi-Fi EasyMeshに対応、E7350・E8450がファームウェアアップデートでWi-Fi EasyMeshに対応しています。

Dual-Band AX5400 WiFi 6 EasyMesh™ Compatible Router (E9450) | Linksys

Linksys 公式サポート - E7350ダウンロード

Linksys 公式サポート - E8450 ダウンロード

IEEE 802.11ax対応製品でもMR7350やAtlas Pro 6・MX5300・MX4200はLinksys独自の「Intelligent Mesh(i-Mesh)」のみに対応しており、Wi-Fi EasyMesh対応機器と組み合わせてメッシュネットワークを構築することはできません。

NETGEAR

「Nighthawk メッシュWiFi 6システム」 として2台セット(MK62)または3台セット(MK63)で販売されているルーターMR60・サテライトMS60がWi-Fi EasyMeshに対応しています。
EasyMesh とは何ですか? NETGEAR Mesh WiFi 6 システムではどのように動作しますか? | Answer | NETGEAR Support

また、同じく「Nighthawk」ブランドで国内未発売のMR80・MS80もWi-Fi EasyMeshをサポートしています。

Nighthawk MK83 - Tri-Band WiFi 6 Mesh System | NETGEAR

「Orbi」ブランドのメッシュネットワーク製品や(Mx80/Mx60シリーズを除く)「Nighthawk」ブランドの無線LANルーター・中継機ではWi-Fi EasyMeshはサポートされていません。

その他メーカー

Huawei

FTTHサービス用端末「OptiXstar K562」など、複数の通信事業者向け製品がWi-Fi EasyMeshを含む状態でWi-Fi Allianceの認証を通過していますが、国内での採用例は確認できません。

MERCURY(韓国)

「GiGA WiFi home ax」(KM15-103H)など複数の製品がWi-Fi EasyMeshに対応していますが、国内では正規の販路で流通していません。

KM15-103H

ZTE

Huaweiと同じく事業者向け製品の一部がWi-Fi EasyMeshを含む状態で認証を受けているものの、当該製品の国内での採用例は確認できません。

EasyMesh未対応のメーカー

前出の2社を除く国内メーカーではI-O DATA・エレコムがメッシュネットワーク対応機器を発売していますが、いずれも独自方式を用いておりWi-Fi EasyMeshには対応していません。

国外メーカーではASUSが独自メッシュ機能「AiMesh」およびメッシュネットワーク製品「ZenWiFi」シリーズ(AiMesh対応)、TP-Linkが「OneMesh」および「Deco」シリーズを展開していますが、この2社は2022年4月時点で個人向けのWi-Fi EasyMesh対応機器を発売しておらず、既存製品での対応もアナウンスがありません。

なお、TP-Linkは通信事業者向けに遠隔管理が可能なEasyMesh対応製品「HX510」「HX220」等を投入している他、2022年1月以降に発表されたArcher AXE300RE900XDなどのモデルにも「EasyMesh」の表記が見られます。